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動物介在介入(Animal-assisted interventions: AAI)

動物介在療法、活動、教育の総称。ペンシルバニア大学James A. Serpell博士らによって初めて使われた。
IAHAIO(人と動物の関係に関する国際学会)における定義では、AAIは、人間の治療的利益を目的とした健康、教育、福祉サービス(例えば、ソーシャルワーク)で、動物を意図的に含んだり、組み込んだりしてゴールを目指した介入のことである。AAIは、動物介在療法(AAT)または動物介在教育(AAE)などの正式な人のサービスにおける人と動物のチームを組み込んでいる。


動物介在療法(Animal-assisted therapy: AAT /アニマル・アシステッド・セラピー)

定められた基準を満たした動物を、医療専門家のプログラムに介在させた治療法。人の身体的、社会的、感情的、認識的な機能の改善を促進し、精神科、高齢者ケア、作業療法、理学療法などの場面で活用される。動物介在活動と異なる点は、医療の専門家によって患者の治療目的が定められ、記録して療法の評価判定が行われる。


動物介在活動(Animal-assisted activities: AAA /アニマル・アシステッド・アクティビティー)

一定のトレーニングをしたコンパニオンアニマルを伴い、ボランティア等が福祉施設や病院、学校などを訪問し、対象者の情緒的安定、動機付け、生活の質(QOL)の向上などを目的として行う動物と触れ合う活動。動物介在療法と異なる点は、それによる効果は見られるが、医療専門家によるプログラムの介在は必要ない。


動物介在教育(Animal-assisted education: AAE /アニマル・アシステッド・エデュケーション)

動物を教育のツールとして活用し、教育の質及び学習意欲の向上を目的に行われる。個人または、グループ(クラス)での教育または学習の目的や目標が設定され、教育計画(または学習計画)に基づき、一定の基準を満たす動物とハンドラーともに、特別なトレーニングを受けた専門家(動物介在教育インストラクターなど)または教員によって、教育活動の範囲で実施され、評価される。


人と動物の関係学(Anthrozoology/アンソロズーオロジー)

人と動物のすべてのかかわりーペット飼育、農業、研究、保全、動物園、エコツーリズム、狩猟、および獣医学に着目し、動物と自然環境と人の関係性を再検討・再評価する学問。人々の動物に対する態度や扱いに変化がみられるようになったのは1970年代で、獣医学、動物行動学、医学、心理学、社会学、教育学、福祉学、保健学など、さまざまな分野から科学的・学術的アプローチがされてきた。動物とふれあうことで心の傷を癒すなどのアニマル・アシステッド・セラピー(動物介在療法)も心理学の分野にまたがる重要な研究である。欧米では早くからこの効用は注目され、大学などで最新の研究が行われてきた。


IAHAIO(人と動物の関係に関する国際学会/International Association of Human-Animal Interaction Organizations)

(作成中)


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