去る3月11日に発生した東日本大震災により被災された方々に対し、心からのお見舞いを申し上げますと同時に、被災地の一日も早い復興を心より祈念いた
します。1000年に一度とも言われる今回の大震災には、過去のさまざまな教訓も十分ではなく、まさに未曾有の災害をもたらしてしまいました。
神戸を中心に局地的であった阪神・淡路大震災と異なり、被災した地域は広範囲であり、東北地方のみならず、関東にも及びました。さらに、被災した福島第一原子力発電所の事故の収束も当分見込めず、国難と言うべき状況です。
しかしながら、打ちひしがれてばかり、と言うわけにもいきません。それぞれが出来ることを考え、出来ることをやる。それが復興の第一歩であると思います。
身の周りの動物たちも被災しました。阪神・淡路大震災のとき、被災した犬が約4300頭、猫が約5000頭と推定されています。今回の東日本大震災では、
どのくらいの動物たちが被災したか、推測もできませんが、相当数の動物たちが被災したものと思います。そして、新たに動物たちとの生活を始められた方々も
多いと思います。
私たち、麻布大学獣医学部介在動物学研究室は新たな生活の第一歩を踏み出して頂きたいと心から願い、私たちが出来ることの一つとして、この小冊子を作りました。
麻布大学 獣医学部 介在動物学研究室
教授 太田 光明
※本冊子データは、仙台市被災動物救護対策本部に提供したものです。ダウンロードフリーとなっておりますのでご活用ください。
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